マリンスポーツを満喫したいなら離島がオススメ!

沖縄の綺麗な海を堪能できるマリンスポーツ。ダイビングやシュノーケリングなどで潜れば、日本とは思えないような絶景が広がります。
特に人気なのが離島の海。透明度が高いと評判で、毎年春~夏にかけて多くの観光客が訪れています。

オススメの離島NO.1【津堅島】


津堅島は、沖縄県うるま市に属する周囲およそ7kmの離島です。勝連半島から南東約4kmのところに位置し、平敷屋港から出ている船で行くことができます。

人口400人ほどののどかな島で、主な産業はニンジンの栽培。島の土地のおよそ60%を占めるニンジン畑で作られている「津堅ニンジン」は、県内外のホテルやレストランへ卸されているブランド人参です。

根菜類の栽培に適した島の土壌で育った自慢のにんじんは甘くて美味しいと評判ですが、残念ながら島で観光客向けに販売はされていないようです。ただ旬の時期(2月〜4月)にになると本島にある農水産業振興戦略拠点施設「うるマルシェ」には並ぶそうなので、その時期にうるま市に行く方はぜひ味わってみてください。
その他、津堅ではもずくの養殖やもずく漁も盛んに行われています。津堅島のもずくは太くてぷりっとした食感が美味しいと評判です。

知る人ぞ知る穴場の離島

津堅島の周囲は浜で囲まれていて、メインビーチのトマイ浜で楽しめるマリンスポーツに人気が集まっています。本島の港からフェリーで30分(高速船では15分)と気軽に行ける距離にあることから地元沖縄の方がキャンプやレジャーで訪れる場所として親しまれていますが、観光地化があまり進んでいないため、人気の石垣島や宮古島などの離島と比べると人が少なく、穴場のマリンレジャースポットとして知られています。

津堅島がオススメの理由

日帰りできるレジャースポット

津堅島には商店や宿泊施設など観光客向けのお店があまりありません。
ですが船(フェリー/高速船)が一日に五便出ていますし、本島からの距離も近くて日帰りもしやすくなっています。

海が綺麗

海が綺麗で透明度が高い津堅島。ミネラル豊富な海水を含む潮風は津堅ニンジンを美味しくしてくれる要因にもなっているとか。
ぜひその綺麗な海をシュノーケリングなどで体感してみてください。

散策に最適な大きさ

津堅島の周囲はおよそ7km。自転車で1時間程度で回れてしまう大きさです。
のどかで観光スポットと言える場所は多くありませんが、それでも絶景スポットや島の歴史を感じられるスポットなど見どころはいろいろあるので、散策に繰り出すのも良いですよ。
島の港でレンタサイクルが借りられるので、マリンスポーツだけじゃなく島をゆっくり見て回りたいという方はぜひ借りてみてください。

津堅島の見どころ

トマイ浜


津堅島のメインビーチ。オンシーズンともなるとそこそこ人が集まりますが、それでもそこまで混み合うことがなく悠々過ごすことができる人気のビーチです。
海の透明度も高いので、ダイビングやシュノーケリングにも最適。津堅島で営業しているツアー会社「津堅島シークルーズ」にはバナナボートやパドルボードなどのアクティビティが遊べるプランもあります。

展望台


ニンジンの形をした展望台。展望台と言ってもすぐに登れる高さなので、ぜひ登ってみてそこからの眺めを楽しんでください。

ホートゥガー

津堅島を代表するパワースポットの中の一つ。
ホートゥガーは「ハトが見つけた泉」という意味があり、長い間津堅島の人々の大切な生活用水として利用されてきた泉です。すぐ傍に男女が抱き合っているような形の「マカー」という鍾乳石が祀られており、子孫繁栄の神様として崇められています。
港から5分ほどのところにあるので津堅島に立ち寄った際にはぜひ探してみてください。

アフ岩

島の北側にあるヤジリ浜から見える小さな島がアフ岩。潮時には歩いて渡れるという無人島です。
ヤジリ浜にはトイレやシャワーなどがないので観光客向けではありませんが、その分人も少ないのでトマイ浜よりも広々した海で過ごしたい方にオススメです。
※一人で海に入るのは危険なので、必ず複数名でお互いに完全を確認しあいながら遊びましょう。

ニンジン畑

津堅ニンジンの旬は3月~4月頃ということで、冬の時期には青々としたにんじん畑が見られるかもしれません。冬場はマリンスポーツはできませんが、人の少ないのどかな島を散策したい方にはオススメです。

津堅島の宿泊施設

津堅島には3軒の民宿があります。ホテルはありませんが、どの宿も実家のような温かみが感じられると評判です。
本島に宿泊して日帰りすることもできますが、津堅島でゆったり過ごしたい場合は宿泊をおすすめします。

神谷荘

住所:〒904-2317 沖縄県うるま市勝連津堅1472−4
電話:098-978-3027

民宿おうち-ouchi-

住所: 〒904-2317 沖縄県うるま市勝連津堅1524
電話: 080-6482-4340

南原旅館

住所:〒904-2317 沖縄県うるま市勝連津堅1198−8
電話: 098-978-6247

宿泊料金や予約状況については各宿泊施設へお問い合わせください。

最後に

今回は魅力溢れる穴場の離島をご紹介しました。
マリンスポーツをするならぜひ津堅島へ行ってみてください。